ちょっと早いかな?とおもったけど、シュンキクと小松菜の種を畑にしこんで来た。何でも実験、実験。
去年いい加減に取ったトマトの種、固定種の妙紅、サンマルティアーノ、ほんでもって、交配種のアイコ、ボンリッシュ、などなどをティッシュを水に浸して、はさみ、ラップに包んでコタツの天板と布団のあいだに入れた。コタツの温度で芽がでるか?
先日、無肥料栽培の大先輩に畑を見に来ていただいた。
白菜と水菜が交配した巨大なナゾの野菜をじっとみる。
「おおきいねえ」
「はあ、交配するとでっかくなるんですかねえ」と私。
「おいしそうじゃない」
「い、いや、、、まだ食べてないし。。。」といってるまに、彼は葉っぱをちぎってぱくっとお口に入れた。ゲゲ!苦いから食えんはず。。。
「うん。あまいじゃない」
「へ?」
「うん。いけるいける。うまいよ。これ」
食ってみるやまんば。およよ、あまいじゃないの。
「にがいはずなんだけど。。。」と私。
「たぶん、寒さにあてられてあまく、そしてずっと長いこと置いているあいだに、窒素分が抜けて苦みが消えたんだと思う」
はは~、なるほど。
次に大根の畝に。まともな大根は一個もなし。サルが引っこ抜けなかった大きい大根は、生えたままガシガシ食われて、地面すれすれにかじって歯形がついた大根の白い身が見えている。
と、そこで大先輩は
「失礼」
といって、いきなり土下座した。。。!。。じゃなくて、地面にかぶりついた!
げげ!びっくり!な、なにしてんのや!
じゃなくてえ~、大根の匂いをかいでおられたのであ~る。
おもむろに立ち上がって、
「発酵してる。。。」
えっ、発酵?
「ほら、嗅いでみて。発酵してる匂いがするから」
ほ、ほんどだ。。。つけもんのにおいがする。。。生きたまま発酵する恐るべし大根の威力!
「やっぱり力があるね。無肥料だと。腐敗しない。」
そこで一昨年、東の方に植えた大根が腐っていたのを思い出した。そのまま放置していた大根は溶けて、凄いにおいがしていた。
「あっ!そこはむかし牛糞が置いてあった場所だ!」
「じゃあ、こっちはもう肥料は抜けているんだね。だから発酵に向かっている。」
無肥料栽培の大先輩は、やまんばとは全く違う眼で畑を見ておられたようだ。
「大根の下の方、食べちゃえば?」
「え~~、サルが食ったんじゃん!」と抵抗するやまんば。
「平気だよ~。そこんとこだけ切ったらいいじゃん」
おおらかな先輩に感銘を受けた。来てもらってうれしかった。
後日、例のでかい白菜と水菜の交配種(というのか?F1とちゃうやろー)を持って帰った。鍋、おひたし、なんでもあう。
これ、種取りしてみよか。
え、大根?
サルと間接キッスする勇気はまだない。。。。(この、軟弱もの!)
え、大根?
サルと間接キッスする勇気はまだない。。。。(この、軟弱もの!)
削って食えるとこあれば、食べましょ!!(笑)
返信削除(←お前が取りに行け!!)(爆)
おっし。
返信削除もっていっちゃる。
サルと間接キッスだいこん。