2012年8月19日日曜日
トウモロコシ全滅
ふっふっふ。。。きょうはあのプリップリになったトウモロコシを思う存分食うんだぜえ〜〜〜。
畑4年目にして、ついに虫にもほとんどくわれず、畑でまともに育ったトウモロコシを食べる日がやってきた。ほくほくしながら畑にいく。
あれ?なんかようすが。。。。
見事に食い荒らされたトウモロコシたち。種取り用にしよお〜っとと目をつけてあったりっぱな奴まで跡形もなく。
サツマイモの畝も完全に荒らされている。もうほとんどまともな苗はなくなっていた。
ふえ〜ん。。。。
イノちゃんだ!と思って、畑中のフェンスをチェック。だがどこにも侵入した跡がない。やばいなあ。侵入箇所が分らないと、防御のしようがないじゃないか。そのうちサトイモがやられるし。。。。あれ?そういやサトイモがやられていない。
イノシシがきてサトイモが無事なわけがない。。。
ああ、サルだ。
よくみりゃ、トウモロコシはじょうずにカキとってある。
あああ、サルだ。あいつだ。一匹で神出鬼没のあのオスザルだ。サルかあ〜〜〜。
サルは防御のしようがないのだ。だって、手も足も使える。アミかけたってはぐられる。石おいたってどかされる。電流流したってとびこえる。なにやってもだめなのだ。せいぜい、鉄砲でパンパンやって音で脅かすぐらいなようだ。それだって、しばらくすりゃ戻って来る。
無惨な姿になったトウモロコシを引っこ抜いて捨てにいく。全体の1割は食えたかなあ。あれ全部食えてたらサイコーだったなあ。。。ぶつぶつぶつ。。。
このごろ畑に行くのが楽しくないやまんばだった。
草は激しく伸びる。刈っても刈ってもどんどんのびる。草の勢いについていけなくなる。野菜たちは草の中で息をひそめている。ちょっとしかとれないキュウリ。ちっこいピーマン。全くとれないナス。
これからの自分の作業を考えて、ぼーぜんと立ち尽くして畑を眺めるやまんば。いったいどーすりゃいーのよ。。。。
人は手を入れると、つまり人は行動すると、そこに期待が動く。
草を刈る=野菜を育てる、というふうに。
私の行動のひとつひとつに「結果を求める欲」が動いているのだ。するとその欲がサルや草たちの状況によってはばまれると、意欲がなくなる。過去を振り返って未来を予測してやる気をなくす。
人は何でも欲というモチベーションに突き動かされているのだ。
ただ草を刈る事が楽しい。ただ土に触れる事が楽しい。ただ虫を眺めているのが楽しい。という欲のない境地になってみたいもんだなあ。。。
絵:MF新書表紙「40代から細マッチョになる!」
女側から見ても、この細マッチョはいいなあ〜っておもうのだ。
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