最近、月の表面の写真がユーチューブでみられる。『Moon Rising』というものだ。それによると、月のオリジナル写真は、フルカラーだと言う。どっひゃ~ん。
それをみてびっくりした。なんという神秘的な美しさなのだ。全体的にもや~っと霧がかかったような濃いグレーの中に、大小無数のキラキラ光るいろんな色をしたダイヤモンドのようなものがいっぱい映ってる。
ホント言うとそれをみたとき、「これ、どこかでみた記憶がある」と心の奥の方になにやらわけのわからん衝動にかられる。「ああ、これこれ。コレなんだ。ホントのお月さん」という確信めいたものと、なつかしさ。なんじゃそりゃ。わたしゃ、かぐや姫か?何度みても見飽きない。吸い込まれるような美しさだ。
かぐや姫と言えば、ニッポンの月探査機、かぐやの「美しい」映像。アレを最初にみた時、おかしいとおもった。おもわんかった?だって、みごとにモノクロなんだもん。写真とってる人ならわかる。モノクロ写真とカラー写真の違い。モノクロな世界をカラー写真のフィルムでとったって、どっかに光が当たったり影があったりすると、完全なモノクロにはならん。もっとふくざつ〜な色合いになる。あの映像は、くっきりはっきり白と黒の世界しか映ってない。やまんばはおもう。「こりゃ勝手にモノクロにしちゃった映像なんじゃないか?」
ほんでもひとつギモンなのは、何でバックに地球が映っているのに、まわりに星がないのだ?
とにかくやまんばにとっちゃ、かぐやの映像は何にも美しくない月なのだ。あんなところに、かぐや姫が住んでいるわけがない。『Moon Rising』にうつっている月には、まさにかぐやちゃんやら、モチついてるウサギちゃんがいて、時々おりひめちゃんや、ひこぼしちゃんが、あそびに来ているように見えるのだー!
絵:ラブロマンス表紙
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