2009年10月8日
台風18号がすぎさった。
台風のあとの畑はエネルギーに満ちていた。台風はぐるぐるまわって、地上のお洗濯をし、その後カラッと晴れ渡らせて、太陽の恵みをくれるのだ。
今日はめずらしく動画をアップ。うちのダンナがつくりました。バックの歌は、床絵美さんのアイヌのウポポです。
この草ぼうぼうの畑がわしらの畑。なにがうわっているのかわからんやろ?そこがまたいいのだ。
わたしゃ、うろうろ歩くだけの人、ひたすら自然を観察しているだけ。ちょちょっと草を刈って、また様子を見る。そこにはニンゲンおおよびもしない叡智がうごめいている。私はそこに種を入れさせてもらうだけなのだ。なにもできない。なのに勝手に何かが動き出す。
そんな畑のまん中にたってじっとしていると、何とも言えない幸福感に満ちてくる。「ああ....」という言葉しか出ない。
そのよろこびをくれた自然農法のじっちゃん福岡正信さんにありがとうをいいたい。愛媛に連れて行ったユタを美しい犬だと褒めてくれた。自然農法には、まだまだおよびもつかないけれど、その空気はかがせてもらっている。これからどうなるか。
去年、この世を去ったじっちゃんは、今ごろどこで何をしているんだろう。きっとどこかの星でもっと大きな人となって、大自然の本当の真理を学んでいるに違いない。いやいや、見たこともないような次の時代の植物を創造しているのかもしれない。
いつかその植物に出会うことを楽しみにしていよう。
おもろい。
返信削除これって台風の過ぎた後ですよね。
さて、最近”スーパー雑草”ってのが世の中を騒がしているらしい。つまり除草剤の効かない雑草ですね。日本ではオモダカって草がお米の収穫を20%とか40%とか言うレベルで減らし、アルゼンチンでGM大豆、カリフォルニアではタイマビエっていう種類が農民を苦しませているようです。
当事者の方からすると大変な事態なのでしょうが、無責任に言うならば、ある意味痛快な出来事かも。人間が遺伝子組み換え含めて、あまりに勝手なことをやった結果として、自然が示した、ちょっとしたお仕置きなのかもしれませんね。
台風のあとっちゅうのんは、なんか心がうきうきするよね。エネルギーでも満ちてんのかなあ。
返信削除そのスーパー雑草の話はテレビでは見てないけど、人から聞きます。ほんと、ニンゲンは何も出来ないですよね。ニンゲンの及びもしない所でしらっと越えていく大自然の叡智。結局、抵抗すればするほどすんごい力を見せつけられることになる。
そう、お仕置きなのだ。