NYから帰国してのち、一年間面白いお仕事をもらった。それは日本で今はやっているセラピーをことごとく体験して、イラストとエッセイで紹介するというもの。日本にいなかった7年半のブランクは、私を浦島太郎...、いや浦島花子にしてしまっていた。日本という国はアメリカのそれとは違い、凄まじいスピードで変化をおこして行く。この移り変わりの激しい『今』の日本を知るのに、今回のお仕事はもってこいだった。一年間通してやってみて一番感じた事は、今の日本人が、どんなに心と体の癒しを求めているか、ということだった。「心底疲れているんだなあ....」そう実感をした。
このイラストは、その一部。バウエルセラピーとは、腸をマッサージして、腸内にたまった◯◯◯をスムーズにだし、整えてくれるもの。それによって、体のバランスを整える。それはやがて心にも影響を与えていく。
今回は銀座にある「銀座アバンダンス」というところで取材をさせてもらった。お腹をマッサージしてもらいながら、セラピストのエネルギーが入って来るのを感じた。お腹の中がぐるぐると動き出す。あまり人に体を触られた事のない私は思わず緊張する。でもやさしいエネルギーがいやおうなく緊張を解きほぐしてくれる。そう、これが信頼関係。セラピーとはマッサージされる側とする側の、二人の共同作業なのだ。
今回、そのお世話になったその取材先のセラピーの方が、本を出版された。『1分腸マッサージダイエット/ワニブックス』という。中はカワイイイラストが満載されていて、なかなか読みやすい本だ。興味のある方は、ぜひ読んでみてください。
「銀座アバンダンス」はメルサの3階。銀ブラで疲れた体をちょっと休めるのに、とてもありがたい場所であります。ぜひ一度おためしあれ。
絵/エッセイ:へるすあっぷ21 2007年2月掲載
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