2023年10月2日月曜日

愛に支えられている!

 


行き当たりばったりの人生で、ぶち当たっちゃあ、

そこで何かが生まれ、繋がり、形になっていった人生だったが、

それを思い起こすほどに、一番大事なことに気がついた。


「お前、あほちゃうか?まあええわ。

これから納品に行くからついておいで」


「君、何言っちゃってるの?

まあいいや。作品今持ってるんでしょ?見せに来れば?」


と言ってくれた彼らの想いがそこにあったのだ。

彼らの愛がなければ、今の私はない。私は愛に支えられている!


そうなのだ。全部愛だ。

仕事を依頼してくれるのも愛からだ。

できた作品にオッケーくれるもの愛だ。

そして却下されたり、直しが入るのも、それも愛ゆえなのだ。


今まで愚痴ってばかりだった~。

そしてまた自分へのダメ出しばかりだった~。

なんて自分への愛がなかったんだ!

自分への愛がないから、人の愛も感じられないのだ。


仕事くれても、プレッシャーばかり感じて、

わざわざくれたことへのありがたさを忘れてる。

とは言え全く感じていないわけではない。もちろん感じている。

しかしそれは本当の感謝ではなかった。


なぜか今はわかる。

自分が自分へ愛を与えてなかったからだ。

だから人からの愛を全面的に受け取れない。


私なんて、、、ゴミみたいな存在だから、、、

だから、、、そんな愛だなんてもの、受け取る資格なんてないわ、、、と。


見ているものがいつも罪ばかりだったから、

自分ができないこと、できてないこと、いたらないこと、

欠けているものばかりに目がいっていた。

直しが来ないように、問題を起こさないように、そればっかりだった。

だから苦しかったんだ。


だけどクライアントは、私の絵の喜びだけを見てくれてた。躍動的な明るさだけを。


自分が自分そのものを受け取っていれば、

その喜びはさらに喜びを増し、どんどん広がっていくのに!


だから内田氏に私の生き様を受け取ってもらえたことは、

私自身を肯定することになった。



今自分の過去の作品を洗いざらい見ている。

今まで悲しみで見ていたものが喜びの心で観れる。

一枚一枚過去のものを眺め、スキャンし、デジタルに収めていく。

まるで自分の過去を一個一個心に入れていき、浄化しているようだ。


今までは、それを受け入れなかったからこそ、

そこに汚点として「存在」していた。


でも受け入れることでそれが消えていく。

不思議な体験。

それは癒しとも言える。


私から作品という愛を創造し、

それを自分自身で受け取ることで、

それは光となって放射されていくのだ。




絵:ラブロマンス表紙イラスト





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