2021年5月21日金曜日

神が観る世界

 


書道家さんが、書を書き、それをうちの旦那がビデオで撮る。


彼女は愛を書で表現し、彼が彼女の愛を受け取る。

愛は受け取られて広がり、彼女に返され倍増し、

愛は二人を超えてどんどん広がっていく。


その二人の様子を私はそばで見ていた。

愛の交流はこうやってなされていくんだ。。。

目には見えない親交がそこにあった。




昨日、笙を吹く人がうちに来た。

彼女は自ら筒になって笙を吹く。


笙は光を呼び込む音。

聴こえない音/光が、形のない本来の私たちを呼び寄せる。

見えない彼女と、見えない私たちと、見えない自然が交流する。

愛の親交。ダイナミックなうねり。とてつもない喜び。


こっちがメインだ。。。

これが本当に実在するものだ。。。


神はこれだけを観ている!




肉体の目に見える書も、聴こえる笙の音も、本当のもののきっかけに過ぎない。

神を思い出すための。


そこには優れているもの、優れていないもの、そんな比較はない。

それは裁くことであり、自我の世界のものだ。

それが私を長い間苦しめてきた。

裁かれる恐れの中で生きてきた。


でもそれをしていたのは自分。

自分が恐れを作り出し、その恐れに恐れ続けていただけだった。


だが私には選択ができる。

恐れを作り出したのが私なら、それを退けることができるのも私だ。


私は恐れを選ばない。愛を選ぶ。

神が観ている世界を。





絵:「初夏の庭園」

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