2014年8月1日金曜日

自分で作ってるううう〜の2



先日のつづき。。。

やまんばはそこから脱出したい。
「これが問題だ!」と見つけたのも自分。
「それは解決しなければいけない!」と躍起になったのも自分。
と、ゆーことは、それはもともと自分から発生したものだ。
であれば、自分でそれを変えられる。

変えるっていうと、すぐ心は「それまでわたしはまちがっていたのだ!」とおもいがち。だけど本当はちがう。

ほんとうの自分とはまったくちがう自分を味わってみようと思っただけなんだ。

そのために、まわりに色んな役者を設定した。
親、ご近所、学校、テレビ、環境、、、その他いっぱい!
その設定の中で、自分ではないモノになれと言われたり、自分にはない考えをもてとうながされたんだ。
それで「うん!わかった!なってみる!」と納得して体験しにきていたんだ。
だから、決して「まちがっていた!」わけではない。すべては了解積み。設定通りに性格を作っただけ。大正解!むしろあなたは正しかった!
よーく考えると、あの親でしょ?あの環境でしょ?ほらトーゼンその性格になるわな。だから大正解~~~。


さて。
今までの自分を変えてみる気分になった人、自分がワンパターンな反応をしているものを見つけてみよう。
たとえば、いつもスーパーで買い物をするたびに
「ゲ。買い過ぎた。お金使い過ぎた。。」
と罪悪感に陥っている人がいるとしよう(そりゃ、あんたやろー)。

単に言葉を発しているだけだと思っているだろうが、じつはこの「お金使い過ぎた」というたんじゅんな言葉の後ろに、
1:自分がもっているお金が減った。
ということは、
2:将来やってくるであろう浮浪者にわしは一歩近づいたのだ。
などの観念が、そのつど襲ってきているのだ。

その観念は、買い物をするたび、わしはホームレスに一歩近づいた、と思いつづけることになる。その人は、買い物をするたびに、「わーい」という気持ちと「ヤバい」という気持ちの両方をつねに保ち続けていることがわかるだろう。

そのムードがその人に形成され続け、
「いつかホームレスになる。。ホームレスになる。。。」とか「いつか借金まみれで自己破産になる、自己破産になる。。。。」と呪文のよーに言い続け、次第にホームレスや自己破産にむかって自ら歩んでいくことになりかねない。


そのワンパターンな反応を意識的に変えるのだ。
買い物をすると、
「おお、わたしは社会貢献をしたのだ。」
とか
「わたしは今、豊かな生活を送ってるなあ~」
などと言ってみるのだ。
人それぞれに好みでいい。だって人はそれぞれちがうんだもの。あなたの嬉しくなるバージョンを作ってみよう。

今まで自動的に反応していただろうから、そう簡単にはその言葉は出て来ないだろう。
「ゲ、また金を。。。。あ、いや、えーと、なんだっけ?。。。あ、そうそう、豊かな生活をしている、だな。あ、そーいや、こんだけのものを買えるお金を持っているってことだあ!」
ってなかんじになってくる。
こんなかんじどお?

「またお金が減った。。」
というときの心の状態と、
「こんだけのものを買えるお金を持ってる」
という心の状態は、なにかがちがうとおもわない?その時にその人から放たれるトーンのようなもの。
前者は何か重たい。だけど後者は軽い。
この一見無責任な軽さは、じつは明るさを呼び込んでくる。

未来がどうなるかは、その人それぞれの運命がになっている。しかしどこかで見聞きした不幸な人の話が、いつのまにか自分にも当てはまるんじゃないかと心配しはじめる。その心配はもっと他の心配を呼び込んで、ことを大きくしていく。これが心の習性のようだ。

だが事実は、あんたの人生は、他のどの人とも似通ってないってこと!

未来は未来さんにまかせよう。
今やれることは、今までの反応をいかにあなたのオリジナルの新バージョンに切り替えていくかってことだな。



畑からの帰り道、
「ああ、ナスがこんだけしか取れない。。。」
と言った直後、
「ああ、そーだった。これは今までのパターン。どれ、変えるとしたらどういう言葉があるかな?」
去年までの状態を思い浮かべてみる。
「あ、そーいや、取れてるじゃないの!前はまったく取れてなかったのに!なあんだ。とれるよーになってきてるんじゃん!わはははは!」
と、意気揚々と畑から帰るやまんばであった。

ちゃんちゃん。

2 件のコメント:

  1. まいうぅぱぱ2014年8月1日 12:29

    コップに半分の水。ですな(笑)
    半分もある!
    半分しかない・・・orz

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  2. そうそう!
    この二つのとらえ方の違いはシャレじゃなくものすごく大きいのです。
    これは意図的に選ぶことができる。
    どっちを選ぶかはあなたしだい。。。

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