2014年4月21日月曜日

花の視線はどこに。。。?







おとつい、いつものよーにビール片手に寄せ植えしたのを眺めてたら、花の向きが気になった。

なぜか玄関脇の小さなコーナーの花たちが、全部北東の方向に向いているのだ。
畑の野菜は、みんななんとなく南東の方向に向いている。彼らは朝日が好きなんだろうなあ~とおもってた。だけど玄関脇の花は北東。朝日がほしいのであれば、真東をむいていいではないか。なのになぜ北東?

じゃあ、そのすぐ近くにある寄せ植えした鉢の方はどうかと言うと、真北を向いている。おっかしーじゃねえか。同じ種類の花でさえも、鉢の方は真北。玄関脇は北東。

一体彼らはどこに意識を向けているのだ?とおもって、彼らが向いている方向を線で引っ張って、交叉する部分をみたら、、、、
なんと、ここじゃねえか!やまんばがいつも彼らを眺めてる位置だった!!!

庭に回って他の花たちを観察してみる。そこは南側にあるので、当然彼らは南を向くはず。。。
すると同じ一つの苗の中で南に向いたグループと、家の方を向いたグループのまっぷたつに分かれているではないか!(やまんばは庭の方はいつも家の中から彼らを眺めている)


やまんばはむか~し山岳部だった頃、山のふしぎな話を先輩から聴かされてぞくぞくした記憶がある。

何の花だったか忘れたが、一人で山を歩いていたら、めずらしい高山植物の群生にであったそうだ。あまりの美しさに引き込まれてしばらく眺めていたらしい。その後その群生をぐるっと回って歩いていたとき、奇妙なことに気がついた。花たちは、ずっとその人の方に向いていたのだという。
「それがどっちに歩いても、こっちを向いているのよ。何か恐ろしいような神秘的な不思議な体験だったわよ」
やまんばはその話を聞いて、ぞぞぞぞぞ~~~と、鳥肌が立った。

たしかにやまんばが畑に行くと、野菜たちがやまんばに気がついているのを感じる。その先輩のように花がこっちに顔を向けるとゆーことはないが、「見られている」という感覚はいつもある。

しかしこんなにはっきりとこっちを向いているってどおよ。
観るものには観られるのだ。

「野菜の肥料は足音」という言葉がある。まさに足音を聴いて植物は育つのだ。
やまんばは野菜に向かっては「オイ、芽が出るんか、出ないんか、どっちなんじゃ!」と、疑いのまなこで眺めているのもバレているのだ。
今のところ、寄せ植えには「疑い」がない。ビギナーズラックとでもいうものであろうか。失敗の経験がないので、「疑い」もないのだ。だからきっと花たちも心地いいんだろう。


やっぱ、彼らには「お前のしたことは、するっとまるっとお見通しだっ!」なのだ。

8 件のコメント:

  1. まいうぅパパ2014年4月21日 15:31

    おお!それは不思議な話だなぁ!うちの花も観察してみっか!

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  2. おお、やってみましょ!
    不思議なことはすぐそこに!

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  3. そうなんですね!
    野菜たちもっとたくさん見てあげなきゃ!!

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  4. AORINGOさん、いらっしゃ〜い。
    どーも声をかけるとゆーか、そのもとは、意識を向けるってことにありそーなのだ。
    よろこびを持ってみてあげて〜ン。
    やまんばみたいに「疑いのまなこ」じゃなくって!

    野菜育ててんだね〜。

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    1. 喜びをもって意識を向ける!
      子育ても一緒ですね!
      子供はキーっとなることの方が多いかな(笑)

      はい、なんちゃって自然農で野菜育ててます!育ってもそだたなくても、ま、いっかみたいな気持ちでやってるので、よく育つ野菜と全然ダメな野菜と両極端です(笑)

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  5. ほ〜、子育てはこりゃまた手強いですねえ〜。なかなかよろこびを持って意識は向け切らんよね〜。ごくろうさまです。

    おお、自然農ですか。
    ま、いっかってな感じにやまんばはなれなくて。。。
    欲でいっぱいです。んで、どつぼに(笑)。

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  6. 野の花が語りかけてくる感じはあります。

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  7. リスさん、
    おお、野の花が!
    いい感性をお持ちなんですね。
    静かな心にそっと入ってくるかんじなのかな。
    いつもそんな心持ちでいたいですよね。

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