2008年8月22日金曜日

盆栽じいさん



一日中コンピューターに向って制作していると、からだ中に磁気がたまってくる。こんなときは裸足になって庭に出て、両手両足を土の上につけ、四つん這いになって、いっぱつ大声を出す。「ほうで〜〜〜ん!」こうすると、体の磁気が地面へと放電され、リラックスする。ちなみに庭のない人は、水道から水を出し、そこに手首から先を水で流す。すると手から磁気が出て行く。
迷信と言われればそれまでだが、実際やってみて、人体に打撃が来るわけでもないので、信じるものは救われる。コンピューターの前にいて、なんだかだるいなあと思われる方はいちどおためしあれ。やってソンはない。夜泣きでぐずる子にも水で手を流すやつはいいと聞く。この世は電気やモノだらけだから、知らないうちに何かがたまっているのかもしれない。
人が大自然にむしょうに行きたがるのは、体の底の方が、無意識に「放電」したいという欲求からなのか。それは磁気だけじゃなく、感情や思いやストレスやあらゆるものを外に放出しようとしているのだ。

絵:雑誌へるすあっぷ21 掲載

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