2008年7月18日金曜日

「バスルームから気合いを込めて」


 
集英社文庫から出るコージーミステリー作家イヴァノヴィッチのシリーズ第二弾目。
収拾のつかない暴れ髪を気にもとめず、ひたすらお仕事に立ち向かうこの主人公ステファニー。彼女の仕事は保釈逃亡者逮捕請負人というわけの分からない職業。こういうパンチの効いたお姉さんを描くのはここちがいい。

話しは変わるけど、アメリカ人ってあんがい保守的で、ラブシーンで女性を描くとき、強い男の人に引っぱっていってもらうようなシーンが多かった。でも私はあえて女性を強い、男の人をリードしていくようなシーンを描いた。それが彼らに受けた。
ウーマンリブといわれながらも、どこか鬱屈しているところでもあったんでしょか。「つくし!もっとやってちょうだい!」というアートディレクターの声が聞こえるようだった。

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